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第7回 関東フットサルリーグ 試合速報
2005年9月25日 1st 最終節 速報ページ

更新時間自動タイムスタンプ:2007年07月09日 04:21:25

  2006年4月17日より、1試合単位の試合ビデオの販売を開始します。

2005年度関東フットサルリーグの全試合をストリーミングにより提供を行う「全試合パスポート」の
メンバー申し込みは2006年4月14日をもちまして終了いたしました。
2006年4月17日より、1試合単位のHDビデオのダウンロード販売を開始いたします。
貴重な試合ビデオをお手元のPCでコレクションできます。(WindowsXP仕様のPCのみ対応)

ダウンロード販売の詳細は別途ご案内いたします。

頭出目次   レポート&インタビュー 1st 最終節 試合会場から・・・  
第1試合   SHARKS 対 BOTSWANA FC MEGURO 試合速報
第2試合   Black Shorts 対 FUTURO 試合速報
第3試合    PREDATOR  対 GALO☆FC TOKYO 試合速報
第4試合    GOODWILL CASCAVEL  対 SALVATORE SOLA 試合速報
第5試合    FIRE FOX 対 府中Athletic FC 試合速報
     1st 最終節の戦い・・・スペシャルレポート(ビデオ)   
    1st 最終節見所情報 (開催前記事)  
     第12節終了後の関東フットサルリーグ順位表  
写真:最終節では全てのチームが身体能力の限界を超えるようなすばらしいプレーを展開しました。 撮影:橋本 健
写真は第2試合BlackShorts対FUTURO戦です。この試合でBlackShortsはミラクルを実現しました。


 関東
フットサルリーグ 第1ステージ最終節 試合速報サービスのお知らせ


 2005年度 第7回 関東フットサルリーグ第1ステージ最終節は千葉県のJFE千葉体育館にて開催されます。試合会場で観戦いただくのがフットサル観戦の醍醐味ですが、FUTSAL-TV.COMではリアルタイム試合レポートと試合写真紹介で試合内容を速報いたし ます。 無料で御覧いただけます。

 本WEBページにて各チーム、各選手の活躍情報を御覧ください。

 ハイビジョンによるビデオ配信には、公開準備に時間が掛かりますので、提供開始までの間、試合速報と選手インタビューでお楽しみください。

                                                   FUTSAL-TV.COM 取材スタッフ一同
 

 ■ 1st 最終節 試合対戦カード (試合開始時間が変更になりました)

   第1試合 10:20  SHARKS         対  BOTSWANA FC MEGURO
   第2試合 
12:00  Black Shorts        対  FUTURO 
   第3試合 
13:40  PREDATOR       対  GALO☆FC TOKYO
   第4試合 
15:20  GOODWILL CASCAVEL  対  SALVATORE SOLA
   第5試合 17:00  FIRE FOX          対  府中Athletic FC
 
 ■ 試合会場アクセスマップ  


   JFE千葉体育館

   JFE千葉体育館紹介WEBページは見当たりませんでした。下記地図を御覧ください。

   JFE千葉体育館 MapFan

   交通 JR内房線・外房線・京葉線 曽我駅下車 千葉駅方向へ徒歩5分、


   電話での問い合わせ 電話   FAX 

 ■ 9月25日日曜日の千葉県千葉市の天気 (9月24日17時00分発表)

    日中気温 最高気温 25度 最低気温 22度 雨 降水確率 90%

    時間帯  天気  気温    湿度    降水料
     09時   弱雨  24度   82%    2mm/h
     12時   弱雨  25度   83%    2mm/h
     15時   弱雨  23度   86%    1mm/h
     18時   弱雨  21度   86%    1mm/h
     21時   弱雨  21度   88%    1mm/h
 

お問い合わせ info@futsal-tv.com

準備中のJFE千葉体育館

午前9時。取材チームが試合会場で活動を開始しました。
本日9月25日開催の第1ステージ 最終節 試合会場になる千葉県JFE千葉体育館で設営中の写真です。
本日の千葉市の天候は弱雨、最高気温は25度です。

2005年9月18日 第12節終了後の関東フットサルリーグ 順位表
上位リーグ進出決定チーム  上位リーグへの進出の可能性があるチーム

順位 チーム名 勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点
 1  GOODWILL CASCAVEL 20  9 42 25 17
 2  PREDATOR FUTSAL CLUB 20  9 40 27 13
 3  FIRE FOX 20  9 27 22  5
 4  BOTSWANA FC MEGURO 16  9 30 26  4
 5  FUTURO 15  9 43 32 11
 6  府中Athletic Football Club 15  9 28 23  5
 7  SHARKS 14  9 36 27  9
 8  Black Shorts 12  9 27 24  3
 9  MALVA MITO FC  7 10 33 34 −1
10  GALO☆FC TOKYO  6  9 17 38 −21
11  P.S.T.C.LONDRINA  0  0  0  0   0
12  SALVATORE SOLA  0  9 16 61 −45

2005年9月25日 第1ステージ 最終節 終了後の関東フットサルリーグ 順位表
上位リーグ進出決定チーム 下位リーグ進出決定チーム
(第1ステージ出場停止中のLONDRINAの勝点・得失点を最終節の結果に入れ込んでいます)

順位 チーム名 勝点 試合数 引分 得点 失点 得失点
 1  GOODWILL CASCAVEL 26 11 52 27 25
 2  PREDATOR FUTSAL CLUB 26 11 50 29 21
 3  FIRE FOX 26 11 32 23  9
 4  BOTSWANA FC MEGURO 22 11 42 32 10
 5  FUTURO 18 11 48 36 12
 6  Black Shorts 18 11 34 26  8
 7  府中Athletic Football Club 18 11 32 25  7
 8  SHARKS 17 11 45 36  9
 9  MALVA MITO FC 10 11 36 34  2
10  GALO☆FC TOKYO  9 11 22 45 −23
11  SALVATORE SOLA  3 11 10 21 68 −47
12  P.S.T.C.LONDRINA  0 11 11  0 33 −33

レポート&インタビュー

写真 スポーツライター・レポーター:北 健一郎

レポート&インタビュー  1st 最終節 試合会場から・・・
取材・文:北 健一郎 (スポーツライター)



  ■ 第1試合 SHARKS 6−9 BOTSWANA FC MEGURO

  勝ち切れなかった今季の象徴的ゲーム


 「今日はファイル戦以来の楽しさだった」(関健太朗)というボツワナ。前半こそ若さゆえにカッとなる悪癖が顔を覗かせるが、勝ったのも、また若さゆえに「適応能力が高い」(村松淳ニ)からだった。

 勝利が絶対条件のシャークスは開始1分24秒、下山修平のCKに松浦英がどフリーでヘッドして先制する。プレデター戦でボツワナの完敗の引き金になったのは相根澄の25秒ゴール、彼らの脳裏にはプレデター戦の光景がフラッシュバックしたはずだ。

 8分、GKと1対1になりかけた下山を星翔太と河本康太が後ろからチャージして河本にイエローカード。最初は河本が2枚目だという勘違いでレッドカードをもらったが、約5分間の中断の末に河本の退場は取り消しになり、星がピッチを去ることになった。

 再開1発目のFKでシャークスがあっさりと加点すると、大きく勝利を引き寄せたかに思えた。しかし、1分も経たないうちに北原亘に豪快なボレーシュートを叩き込まれて1点差に詰め寄られる。勝負所で畳み掛けられない、今季のシャークスが勝ち点を伸ばせない理由が顔を覗かせた。

 そして15分、大森茂晴が自陣後方でボールを持っているところに強烈にプレッシャーをかける。たまらず大森がGKに戻すと、そこにも木村幸司が猛然と詰め寄る。GKのキックに体を投げ出してブロックする木村。背中に当たったボールはゴールに跳ね返った。究極の前プレスでボツワナが同点に持ち直す。

 それでもシャークスは前半タイムアップまでわずか5秒、第2PKでかろうじて1点リードを後半に持ち帰った。

 後半のターニングポイントは石川昌史代表が「どうしてそういう取られ方をするんだろう」と嘆いた4、5点目。特に4点目は守備の要・村松が太見寿人に典型的なピヴォ当てから振り向きシュートを許したゴールで味方に与える精神的ショックは大きかった。

 4−6になってからシャークスは関新が黄色いGKユニホームに着替える。「パワープレーをやってきてくれてラッキーでした」(関)。開幕戦ではファイルフォックスのパワープレー以降、リードを広げたイメージが残っている。この日もボツワナは3本の超ロングシュートを番人不在のゴールマウスにぶち込んだ。

 打ち合いの末に6−9で敗れたシャークス。勝ち点14で後期は下位リーグの舞台が待っている。ロンドリーナ戦の不戦勝(勝ち点3、得失点差+5)を含めると17で、さ優勝争いも参入戦争いもない宙ぶらりんの状態に置かれる。

 「全く考えてこなかったから……」と寡黙な石川代表の口ぶりはいつも以上に重たい。一昨年チャンピオン、昨年3位の鮫軍団は新興勢力・ボツワナという波に飲み込まれてしまった。

  関健太朗 (BOTSWANA FC MEGURO)

 「気持ちで行こう!」と言っていた。今日はファイル戦以来の楽しさだった。フットサル的にはプレデターに似ているけど、大人になれたのが大きかった。2点リードされて心が折れなかったのか? そこで折れたら前までのボツワナでした。

  石川昌史 代表 (SHARKS)

 キツイっすね……。ゲームプランはいつも通り。最初はプレッシャーをかけて、基本的には引いてきた。4、5点目あたり、自分としては「なんでそういう取られ方をするんだろう」って思った失点があった。練習をしていれば防げた。下位リーグについては? 想像もつかない。全く考えてこなかったので、作り直したい。



  ■ 第2試合 Black Shorts 4−2 FUTURO

  人事を尽くして天命を待つ


 そこに弱小チームの快進撃の趣はない。実に堂々としたフットサルでブラックショーツがフトゥーロを粉砕した。

 2点差が、欲しかった。

 2点差で勝つとブラックショーツの勝ち点は15、得失点差は+5になる。これはデッドラインの6位にいる府中の成績と全く一緒。即ち、府中が負ければブラックショーツは得失点差で上回る状況が生まれる。

 もう1つのライバル、シャークスは第1試合でボツワナに敗れている。風はブラックショーツに吹いていた。

 4分、カスカヴェウ戦で虎の子の1点を奪った一木秀之の遠目からのミドルで先取点。その後、上村周一郎のスローモーな振り向きシュートから同点にされてしまう。前半は1−1で終了する。

 チームの求心力である上村信之介がコーチに回っているからか、この日のフトゥーロからはどことなく淡白な印象を受ける。渡辺英朗、渡辺淳一、小竹洋一とタレントは揃っているが「勝ち」に対しての執念が足りない感じだ。5点差以上をつけられなければ逆転されることはないというシチュエーションも関係しているのだろう。

 それだけに、ブラックショーツはできる限りの点差をつけるべく攻め立てる、が、ソラ戦の後半を思わせるもどかしい展開でゴールに直結してくれない。

 後半3分、一度はフトゥーロ・信濃啓象の逆転ゴールを許した。内山哲夫、藤原正和は一度はピッチに座り込んでしまった。だが、すぐに立ち上がる。諦めるには早すぎる時間帯だった。何よりも絶望的な状況から這い上がってきた濃密な1ヶ月間が後ろ盾にある。

 26分、左サイドでボールを持った多田大輔はタテにくさびのパスを打ち込み、そのままゴール前に抜けてリターンをダイレクトシュート。ひとまず2−2。

 30分、上村直が木下裕司に何気なく出したパスを内山がインターセプト、そのままドリブルで持ち込んでゴール左隅に送り込む。これで3−2。もう1点、どうしてももう1点が欲しい。

 39分、フトゥーロのパワープレー時にその瞬間は訪れる。GK信濃が渡辺英朗にボールを預ける。横に切り返そうとした渡辺英朗の足元から、内山が根こそぎ奪ってカウンター。信濃との1対1を落ち着いて制して、またしても「2点差」という至上命題を実現した。

 試合後、殊勲の内山が上気した顔で話す。「やることはやりました」。

 ――人事を尽くして天命を待つ――。

 現在の彼らほどこの言葉が似合うものはいないのではないだろうか。

 これからの数時間を思い思いに時間を過ごして、ミラクル軍団はファイルフォックスと府中の第5試合に運命を委ねることになる。



  ■ 第3試合 PREDATOR FUTSAL CLUB 7−2 GALO☆FC TOKYO

  幻の10点ゲーム


 いわゆる10点ゲームにならなかったのは、端的に言えばプレデターがガロを舐めていたからである。

 象徴的なシーンを1つ取り上げたい。

 すでに3−1となっていた前半17分、後方からのスルーパスに抜け出した高橋健介が、正真正銘のGKとの1対1のチャンスを迎える。この絶好機で高橋はシュートを打たず、あろうことか誰も走り込んでいないファーサイドにパス。空しくタッチラインを割ったそのボールからは、「ガロからならいつでも取れる」というプレデターの慢心さが感じられた。

 ハーフタイム、塩谷竜生監督は「健介には怒鳴りつけた」のだという。山ほどあったプレデターのチャンスを鑑みると、7点はむしろ少なすぎるぐらいだ。更には試合の最初と最後のゴールはガロに記録されている。楽勝ムードにも関わらず「あえて怒鳴り続けた」のは、そのような場面の積み重ねから起こっていた。

 「相手がガロだろうとどこだろうと、2ndステージのためにやれることを最後までやりきらないと。もう一個上を目指しているのに、ナァナァにしちゃいけない」

 もちろんプレデターとガロの間に実力差があるのは順位表を見れば明らかだ。どちらも上位リーグ、下位リーグが第12節終了時点で決定済みで「お互いにモチベーションを保つのが難しい」(塩谷監督)シチュエーションだったのは確かである。

 そんな中でプレデターが光明を見出すとすれば会田晃二、帖佐浩二朗など出場機会に恵まれない選手たちを試せて、なおかつ会田が1ゴール、帖佐が2ゴールとある程度の結果を出したことぐらいだろうか。

 ルーティンワークのようにゴールにボールを送り込むプレデター。それに対して、打開策も見出せずやられるがままのガロ。2ndステージにも勝ち点は持ち越すため、本来ならそうではないはずなのに、会場内に漂っていたのは「消化試合」の空気だった。

  塩谷竜生 監督 (PREDATOR FUTSAL CLUB)

 ノリで勝とうと思えば2桁得点できたと思う。だけど、課題を修正して、あえて怒鳴り続けていた。相手がガロだろうとどこだろうと、2ndステージのためにやれることをやりきらないと。前半も後半もあと3点ぐらい決めるところがあった。メンバーは落としていない。風邪でダウンの江藤の代わりに安藤、会田はサテライトでのパフォーマンスが良かったから使った。



  ■ 第4試合 Goodwill CASCAVEL 7−2 SALVATORE SOLA

  内容のない7ゴール


 プレデター同様にカスカヴェウも不完全燃焼の40分間を過ごした。7−2のスコアは変わらないが、内容的にはカスカヴェウの方がより劣っている。

 試合後のインタビュー。端正なマスクの金山友紀は試合中さながらの険しい顔つきで「ヌルイ。全然ダメ」と吐き捨てた。

 本来であれば「出れる状態じゃなかった」金山だが、1点を返されても目が覚めないチームメートを見かねて11分過ぎ、「そんなにチンタラやってるぐらいだったら俺が出たほうがいい」とピッチに飛び出している。

 4分、甲斐修侍の芸術的な股抜きスルーパスに関根充が“ごっちゃん”して先制ゴール。11分の2点目もオウンゴールながら稲田祐介の反転からの強烈な左足シュートが招いたものだ。合計7ゴールはそれぞれがテクニカルで、攻撃面に関しては「さすが」と唸らせられるシーンは随所に見られた。

 しかし、それはカスカヴェウにとっての最低ライン。問題視されるべきは「100%の力を出していない」ことである。「色々なことが選択肢にあるから、前を向けるところで前を向かない、シュートを打てるところで打たない」(金山)。

 どうしても下のチームとやるときに――悪い言い方をすると――見下してしまうカスカヴェウのメンタリティーが、ピッチ上の現象には如実に映し出されていた。

 だから金山は「7点の内容がないから、10点取ろうが何点取ろうが同じです」と痛烈な言葉を吐くのだ。「ファイルとやる、アスレとやるから頑張るんじゃなくて、ソラだからこそボールサイドに寄せて自由にさせないようにしないと」。特に後半の寄せの甘さは目に余るもので、シュートレンジでソラ選手がボールを持っても中途半端なチェックで何度となくピンチを招いていた。

 それでも、3チームが横並びの中で得失点差は5をプラス、カスカヴェウは1stステージの王者になった。「ここからが一番大事。まだ何も始まっていない。2ndステージでやり直します」。快勝の裏に潜む油断。カスカヴェウが真の王者になるためのハードルはまだ残されている。

  金山友紀 (Goodwill CASCAVEL)

 ヌルイ。全然ダメ。自分たちのフットサルができていない。1人1人がなんとなくできるだろうと感じていた。色々なことが選択肢にあるから、前を向けるところで向かない、シュートを打てるところで打たない。ここからが一番大事。まだ何も始まっていない。2ndステージでやり直します。



  ■ 第5試合 FIRE FOX 2−1 府中Athletic F.C.

  フットサルの神様が与えた悲劇


 1−1で突入した終盤戦、府中は勝利を放棄した。引き分け以上で上位リーグ“には”生き残れる。「回せ!回せ!」。ベンチからの指示に忠実にピッチ上の選手たちは応える。引き分けでは勝ち点は16。上位リーグ5試合のみで首位との7差を詰めるのは現実的ではない。それは優勝争いからの離脱も意味していた。それでも、昨年の準優勝チームが下位リーグに回るなんて許されない。その一心だったのだろう。

 刻一刻とタイムアップは近づいてくる。ボールはサイドラインを割り、敵のキックイン。電光掲示板は「00:04」と赤く光っている。日常生活なら本当にあっという間に過ぎ去る4秒――。

 ファイルフォックス・松村栄寿監督は回想する。

「向こうは引き分けでもいいと思っていた。うちは最後まで勝ちたくて――」

 松村監督がそれ以上の言葉を紡ぐことはなかったが、府中の「引き分け狙い」が自分たちの勝因になったと感じていることが読み取れる。

 第12節終了時点で同じく勝ち点20のカスカヴェウ、プレデターがすでに勝利しているため、上位リーグを前に引き離されるのは避けたいファイルフォックス。ブラックショーツが2点差でフトゥーロに勝っており、引き分け以上が絶対条件の府中。

 前半、どちらも様子見なのか決定打を繰り出さない。時折、森岡薫、三井健らが単発で打ってくる程度で、敵を崩してのチャンスは皆無に等しかった。先に手を出してくるのはどちらなのだろうか。勝敗の行方は後半に持ち越される。

 27分、試合が動く。稲葉洸太郎が敵の裏にふわりと出したボールに右足を伸ばしたのは北智之。ファイルフォックスでは守備陣の6番手、つまりベンチ外も珍しくない選手である。ほとんど日の当ることがなかった北が難波田治、鈴木隆二の不在時に大仕事をやってのけた。

 1点のビハインドが府中に重く圧し掛かる。しかし、29分、伊藤雅則のゴール左からのFKが定永久男の牙城を崩す。1−1。府中は最低限のスコアまで持ち直した。

 上昇ムードの府中に水を差す出来事が起こる。31分、宮田義人が岩田雅人のユニホームを引っ張ってイエローカード。1分前に警告を受けたばかりの宮田は2枚目で退場。絶対に「負け」が許されない状況で4人での2分間が府中に課せられる。

 ここからの府中の集中力は素晴らしかった。森岡、稲葉が浴びせてくるシュートの嵐を石渡良太が鬼神の如きセービングで弾き出す。絶体絶命の2分間を奇跡的に無失点で乗り切った。

 昨季の「クリスマス決戦」は4−3で府中がリードしていた。しかし、1分を切ったところで岩田に同点ゴールを奪われ、勝ち点で上回っていたファイルフォックスの「勝ち」に等しい引き分けに終わっている。遡れば昨年10月の全日本選手権関東大会の準決勝は5−4、今年3月の地域チャンピオンズリーグ準決勝も4−2、府中はファイルフォックスに勝てていない。そして、悲劇は起こった。

 タイムアップまで10秒を切っている。府中がキープしていたボールを森岡が体を入れて奪取する。そのまま左サイドから仕掛けようとする森岡に、府中は素早く戻って2人で対応する。森岡がゴール前の稲葉に出そうとした強引なパスは案の定、中沢亮太に引っかかりファイルフォックスのキックインへ。

 5人でゴール前を守り固める府中に対して、ファイルフォックスはキッカーの森岡を除けば敵陣内にいるのは左コーナー付近の稲葉のみ。そのため、府中はキッカーの森岡のボールの軌道に全神経を集中させている。

 すると、右サイドを物凄い勢いで駆け上がってくる小宮山友祐に気づくのが一瞬、遅れた。森岡から緩やかなボールが送り込まれる。小宮山が、飛んだ。府中が、崩れ落ちた。

 フットサルにロスタイムはない。残酷だが残された4秒間は消化しなければならない。キックオフで再開し、完山徹一のシュートが大きく枠を外れていく途中でブザー音が鳴った。

 ブラックショーツとの得失点差1に泣いた府中。しかし、いつも持てる力を出し尽くしていたブラックショーツと比べたとき、府中はどこか煮え切らないままだった。

 こうして、劇的な結末で関東リーグ1stステージは幕を閉じた。2ndステージは優勝争い、残留争い、そのどちらにも当てはまらない、下位リーグの上位チームの3つに分けられる。府中が属するのは3番目のグループである。

 だが、府中にとって2ndステージは1試合とて「消化試合」にしてはならない。フットサルの神様が府中に与えてくれた、最大のチャンスを最大限に生かさなければならない。

  松村栄寿 監督 (FIRE FOX)

 勝ちましたね(笑)、ゲーム展開はある程度は予想できた。前半は攻められていなかったと思う。後半もディフェンスをしっかりしていれば、ペースは取れると思っていた。最終的には相手はナーバスになるだろうから。これでもか、これでもかと守っていれば相手は焦ってくる。心理的にはうちのほうが有利。どちらにしろ引き分けじゃ(府中は)優勝はできないだろうから。だけど、向こうは引き分けでもいいと思っていた。うちは最後まで勝ちたくて。北は今日は当たったね。そういう人が取るとチームは盛り上がる。上位リーグでは? もう1回できるから、これから振り出しですよ。


 

第1ステージ 最終節 第1試合
SHARKS 対 BOTSWANA FC MEGURO

第1試合   SHARKS 対 BOTSWANA FC MEGURO  10:20 試合開始


   前半  残り時間   ビデオ     チーム名            得点選手名
   1−0 18:36             SHARKS             5番 松浦 英
   2−0 12:21             SHARKS             3番 広瀬 孝夫
   2−1 11:21             BOTSWANA FC MEGURO 13番 北原 亘
   2−2 05:21             BOTSWANA FC MEGURO  3番 金川 武司
   3−2 00:05             SHARKS             3番 広瀬 孝夫
   後半−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   3−3 15:02             BOTSWANA FC MEGURO 24番 河本 康太
   3−4 13:15             BOTSWANA FC MEGURO  8番 太見 寿人
   4−4 07:53             SHARKS            11番 村松 淳二
   4−5 07:33             BOTSWANA FC MEGURO  3番 金川 武司
   4−6 07:11             BOTSWANA FC MEGURO 13番 北原 亘
   5−6 04:58             SHARKS             5番 松浦 英
   5−7 02:37             BOTSWANA FC MEGURO 11番 関 健太郎
   5−8 01:37             BOTSWANA FC MEGURO 13番 北原 亘
   5−9 01:07             BOTSWANA FC MEGURO     オウンゴール
   6−9 00:04             SHARKS             5番 松浦 英
   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   SHARKS  6−9  BOTSWANA FC MEGURO

   BOTSWANA FC MEGUROの勝利

   

シュート&ゴール実績 (公式記録より ●:シュート1回、:ゴール1回 ・選手名は公式記録順)

SHARKS BOTSWANA FC MEGURO
背番号 選手名 前半 後半 後半 前半 背番号 選手名
角田 麻人     ●●● 金川 武司
大森 茂晴   木村 幸司
広瀬 孝夫 ●● ●●   田中 良直
松浦 英 ●● ●● ●●●●● ●●●● 太見 寿人
下山 修平 ●●●   10 神尾 佳祐
大田 健太郎     ●●●●● ●●●●● 11 関 健太郎
11 村松 淳二 ●●● ●●●     12 小山 浩史
12 鵜飼 孝 ●●●● ●●●●●●●●● ●●● 13 北原 亘
13 大柴 隆志         18 横山 拓也
15 関 新 ●●●● ●●●     20 内山 慶太郎
16 西野 宏太郎       22 星 翔太
20 藤野 智行     ●●●● 24 河本 康太

  関東フットサルリーグ試合速報

第1試合  SHARKS 対 BOTSWANA FC MEGURO
試合速報を掲載した別のWEBページが開きます。

写真速報 第1試合   撮影:橋本 健
 前半戦  
SHARKS 対 BOTSWANA FC MEGURO

後半戦 SHARKS 対 BOTSWANA FC MEGURO

選手インタビュー (インタビュー映像は標準ビデオです)

■ 第1ステージ 最終節 第1試合 ■
SHARKS
  6−9  BOTSWANA FC MEGURO
 
BOTSWANA FC MEGURO
 
11番 関 健太朗 選手
1982年6月4日生まれ。177cm、70kg。

 太見寿人への針の穴を通すようなピヴォ当てで4点目を演出すると、パワープレーをしてきたシャークスのがら空きゴールに2本のロングシュートを突き刺した。関が楽しそうにプレーしているときのボツワナは面白い。

300Kbps    600Kbps

1.2Mbps      2Mbps


インタビュアー:北 健一郎
(スポーツライター)

第1ステージ 最終節 第2試合
Black Shorts 対 FUTURO

第2試合  Black Shorts 対 FUTURO  12:00 試合開始


   前半  残り時間   ビデオ     チーム名               得点選手名
   1−0 16:24             Black Shorts        6番 一木 秀之
   1−1 06:10             FUTURO          14番 上村 周一郎
   後半−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   1−2 17:20             FUTURO           3番 信濃 啓象
   2−2 13:38             Black Shorts         5番 多田 大輔
   3−2 10:14             Black Shorts         2番 内山 哲夫
   4−2 01:05             Black Shorts         2番 内山 哲夫
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    Black Shorts  4−2  FUTURO

   Black Shortsの勝利

 

シュート&ゴール実績 (公式記録より ●:シュート1回、:ゴール1回 ・選手名は公式記録順)

Black Shorts FUTURO
背番号 選手名 前半 後半 後半 前半 背番号 選手名
藤原 正和     ●●●● ●● 信濃 啓象
内山 哲夫   ●●●●●● ●●●● ●●●●●●●●●●●● 渡辺 英朗
小池 基文 ●●     ●● 松田 大次郎
多田 大輔 ●● ●●●●●●●   ●●●●●● 渡辺 淳一
一木 秀之 ●●● ●●●● ●●●● ●● 木下 裕司
吉田 覚悟   ●● ●● ●● 北野 謙一
鹿島 康裕 ●●       10 長野 正範
10 内田 淳二         11 中野 光彦
11 新海 和也         12 大黒 章太郎
12 冨澤 孝輔       14 上村 周一郎
18 石黒 裕二 ●● ●●●● ●● ●● 16 上村 直
22 山田 将貴 ●● ●●●●●●● ●●   22 小竹 洋一

  関東フットサルリーグ試合速報

第2試合 Black Shorts 対 FUTURO
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写真速報 第2試合  撮影:橋本 健
 前半戦  
Black Shorts 対 FUTURO

後半戦   Black Shorts 対 FUTURO