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第7回 関東フットサルリーグ 試合速報
2005年8月20日 第9節 速報ページ


  2006年4月17日より、1試合単位の試合ビデオの販売を開始します。

2005年度関東フットサルリーグの全試合をストリーミングにより提供を行う「全試合パスポート」の
メンバー申し込みは2006年4月14日をもちまして終了いたしました。
2006年4月17日より、1試合単位のHDビデオのダウンロード販売を開始いたします。
貴重な試合ビデオをお手元のPCでコレクションできます。(WindowsXP仕様のPCのみ対応)

ダウンロード販売の詳細は別途ご案内いたします。

頭出目次   レポート&インタビュー 第9節 試合会場から・・・  
第1試合   FUTURO 対 BOTSWANA FC MEGURO 試合速報
第2試合   GALO☆FC TOKYO 対 SALVATORE SOLA 試合速報
第3試合    FIRE FOX  対 Black Shorts 試合速報
第4試合    SHARKS  対 MALVA MITO FC 試合速報
     第 9節の戦い・・・スペシャルレポート(ビデオ)   
    第 9節関東フットサルリーグ見所情報 (開催前記事)  

 関東
フットサルリーグ 第1ステージ 第9節 試合速報サービスのお知らせ


 2005年度 第7回 関東フットサルリーグ第9節は神奈川県の寒川総合体育館にて開催されます。試合会場で観戦いただくのがフットサル観戦の醍醐味ですが、FUTSAL-TV.COMではリアルタイム試合レポートと試合写真紹介で試合内容を速報いたし ます。 無料で御覧いただけます。

 本WEBページにて各チーム、各選手の活躍情報を御覧ください。

 ハイビジョンによるビデオ配信には、公開準備に時間が掛かりますので、提供開始までの間、試合速報と選手インタビューでお楽しみください。

                                                   FUTSAL-TV.COM 取材スタッフ一同
 

 ■ 第9節 試合対戦カード

   第1試合 11:30  FUTURO        対  BOTSWANA FC MEGURO
   第2試合 
13:30  GALO☆FC TOKYO 対  SALVATORE SOLA
   第3試合 
15:30  FIRE FOX         対  Black Shorts
   第4試合 
17:30  SHARKS          対  MALVA MITO FC

 ■ 試合会場アクセスマップ 

   寒川総合体育館 寒川町宮山275(さむかわ中央公園内)

   
寒川総合体育館WEBページ

   交通 JR相模線寒川駅下車徒歩12分、
        またはJR茅ヶ崎駅から肥地力・一之宮経由寒川神社行きバス参道バス停下車徒歩5分
        またはJR茅ヶ崎駅から法務局・東洋通信機前経由寒川神社行きバス健康管理センター前バス停
                           下車徒歩1分

   電話での問い合わせ 電話 0467-75-1005  FAX 0467-75-3775

   観戦入場は土足禁止の為上履き用意とのこと

 ■ 8月20日土曜日の神奈川寒川町の天気 (8月19日11時30分発表)

    日中気温 最高気温 32度 晴れ時々曇り 降水確率 10%

    時間帯  天気  気温    湿度    降水料
     09時   曇り  29度   74%    0mm/h
     12時   曇り  32度   66%    0mm/h
     15時   晴れ  32度   68%    0mm/h
     18時   晴れ  29度   76%    0mm/h
     21時   晴れ  28度   76%    0mm/h
 

お問い合わせ info@futsal-tv.com

準備中の寒川総合体育館

午前10時。取材チームが試合会場で活動を開始しました。
本日8月20日開催の第9節 試合会場になる神奈川県寒川総合体育館で設営中の写真です。
本日の寒川町の天候は晴れ、最高気温は32度です。

レポート&インタビュー

写真 スポーツライター・レポーター:北 健一郎

レポート&インタビュー  第9節試合会場から・・・
取材・文:北 健一郎 (スポーツライター)



  ■ 関東リーグ第9日目

  ■ 第1試合 FUTURO 3−2 BOTSWANA FC MEGURO

  ボツワナ、成長の証し

 フトゥーロ戦を1点差で逃げ切ったボツワナの太見寿人、関健太郎が声を揃える。「成長しました」。伸び盛りの彼らが成長を実感した場面とは――。

 残り時間は2分5秒、2点を追いかけるフトゥーロの上村信之介が左から逆サイドの小竹洋一へ展開する。すると「蹴りこむことしか考えていなかった」小竹はクイックモーションでトゥキックを突き刺す。土壇場での1点差。ボツワナ陣営の脳裏には第7節・府中戦の悪夢が蘇ったはずだ。三井健に52秒、31秒と2連続ゴールを決められて、勝ち点3はボツワナの手からするりと逃げていった。

 その前のカスカヴェウ戦もそうだった。あの時も前半まで勝ちゲームを演じながら、追いつかれた途端に気落ちしてしまった。同点は先行逃げ切り型のボツワナにとって「負けること」を意味するのだろうか。そして、その瞬間が刻一刻と近づいている。

 しかし、この日は違った。失点後、最後尾の関がピッチ上の全方位の味方に声を掛ける。

 「悪い!俺のミスだ!」

 府中戦、カスカヴェウ戦、同点後にもショックを引きずっていた関。ムードメーカーが「らしさ」を失うのは、チーム全体に「やばいかも……」という空気を蔓延させることになる。それだけに彼の取った行動は大ヒットだった。

 成長したのは精神面だけではない。2戦続けての逆転負けから学んだことがあった。太見が話す。「2敗したときは交代が上手くできなかった。疲れてるやつが最後まで出るような感じになってしまった。だから交代のリズムを上げることで集中力が持続できた」。

 終了53秒前に不可解な判定で取られた第2PKも、守護神・内山慶太郎が開幕節・ファイルフォックス戦を思い起こさせる気迫のブロックで防いだ。「『また来たな』と思った(笑)」(太見)ピンチを乗り越えたボツワナが5勝目を挙げた。

 「持たせると後手に回るから前からプレスした」(太見)ボツワナ。序盤からボツワナらしさ全開の前プレスがフトゥーロを苦しめた。そして、それ以上にフトゥーロに戸惑いを与えたのが、網野龍夫監督が「みんなの思っていた以上のスピードで体を入れられて奪われた場面が多かった」レスポンスである。いわゆるフットサルらしいチームの典型であるフトゥーロに対しては、素早い寄せで考える「間」を与えないことが有効である。同スタイルのカスカヴェウにボール回しで翻弄された教訓を生かした。

 前半の2ゴールはいずれも北原亘、太見の両エースのパワフルなドリブル突破から生まれた。3点目はこれまで出番に恵まれなかった小山浩史の関東リーグ初ゴール。マルバ、プレデター、シャークスと難敵揃いの前期ステージ終盤戦に向けて、ボツワナが再び走り出した――。

 小竹洋一 (FUTORO)

 柏フットサルクラブラジョから移籍してきて初ゴールですが? 長かったですね。これだけノーゴールだったのはなかった。試合に勝てなかったから悔しいですけどね。シュートを打って決めるべきところで決めたかった。この日は初スタメンでしたが? 個人的にはスタートから出るほうがやりやすい。ボツワナが前から来たから、もっと前で溜められれば良かった。小野(大輔)とはプレースタイルが違う。真似をしてもしょうがないので、自分の持ち味を出していきたい。

 関健太朗 (BOTSWANA FC MEGURO)

 フトゥーロは「フットサル」が上手いから、どう対処したら良いのかわからなくなる。(上村)信之介さん、英さん(渡辺英朗)は前を向かせちゃうと怖いから飛び込まないようにした。勝てたのは「気持ち」です。相手より勝ちたい気持ちが上だった。やるからには気持ちで負けないようにしないと。



  ■ 第2試合 GALO☆FC TOKYO 4−2 SALVATORE SOLA

  「お兄ちゃん」が導いた初勝利


 キックオフ後、たった13秒でガロのサポーター集団「トルシーダ・デ・ガロ」から大歓声が上がる。「ファーストシュートがたまたま入っちゃった」横江塁の先制ゴールが、今シーズン「とにかくゴールが決まらない」(滝田学)とゴール欠乏症だったガロの初勝利を後押しする。

 キックオフ前、どんな時でもサポーターからのコールに深々と頭を下げるのを忘れないのが横江塁だ。若手中心のガロにあって25才は中堅の域に入る。プレースタイルに派手さはないものの、若さゆえに崩れやすいガロを最後尾で堅実に支え続け、常にビハインドの状況でもタイムアップの笛が鳴り響くまで諦めることはなかった。

 2日前の木曜日、エリースFC東京との練習試合で1−8と大敗を喫した。対戦相手はフットサル専門チームではないにも関わらず、だ。ソラ戦を2日後に控えたチームは荒れた。「練習しても気持ちが入らなかったり、言い合ったりして雰囲気は悪かった」(横江塁)。

 「最後に笑顔で終わろう」とその場は締めたものの、勝てないことへのイライラや、結果、発生するチームメートに対する不信感はソラ戦が迫っても解消されることはなかった。そんなガロを「勝利」という目標に向けて結束させたのが横江塁の先制点だったのだ。

 弟であり絶対的なエースでもある横江怜は長引くケガを治療するために不在だ。「ガロは怜だけって言われたくない。それってシャクじゃないですか。怜がいないからこそ、やってやろうと思っていた」。兄としてのプライドを覗かせた。

 先制ゴールで「自分たちのリズムをつかんだ」(横江塁)ガロは7分に横田年雄、15分に武田潤が決めて3点差とする。今季の1試合のチーム最多得点「2」を前半15分で更新する。それでもソラのノーアイデアな攻撃に助けられていた面は大いにあるだろう。

 だからこそ、「勝ってるから寄せが甘くなった」(横江塁)前半の15分過ぎ以降、ソラにペースを明け渡したのは反省材料である。前半終了5秒前、横江塁が「ラスト5!集中!」と叫んだにも関わらず決められた1失点は、相手がソラでなければ致命傷になる可能性もあった。

 後半8分、19才の新キャプテン・滝田学が右に流れながら放ったミドルによる4点目でソラの反撃を断ち切ったガロが、7試合目にして今シーズン初勝利を手に入れた。ガロの関東リーグでの勝利は、昨年7月の第6節・柏フットサルクラブラジョ戦で勝って以来、実に1年1ヶ月ぶりのことだった。

 「本当に長かった」。初勝利の立役者となった横江塁も滝田も同様の言葉を口にした。それでも、厳しい見方をするならばソラ戦の勝ちはあくまでも参考記録だ。次節は出場停止となる横江塁は語る。「きっかけにはなると思う。僕は出場停止だけど気持ちは伝えたい」。初勝利が「逆襲のガロ」を実践できる「きっかけ」にできるかどうか。正念場はむしろここからだ。

 佐々木利幸 (SALVATORE SOLA)

 前プレスで来るのはわかっていたから、攻めの練習はしていた。サイドから崩されてしまったけど、修正して少しずつ返していった。もうひと踏ん張りして同点に持っていくことが大事。キャプテンの畑木秀行が出場停止だったが? やることは一緒だけど、コートなの中で気持ちを出すのは畑木だった。ハーフタイムのミーティングで「ミスしても気持ちを入れて戦おう」と話し合って後半を戦った。これで8連敗だが、モチベーションは保てるか? 逆に切り替えなければこのリーグにいてもしょうがない。一つでも多くの勝ち点を取るために頑張りたい。



  ■ 第3試合 FIRE FOX 2−1 Black Shorts

  ストライカーの存在意義


 ファイルフォックスの9番、森岡薫は焦っていた。前半14分、難波田治のミドルで先制するも、28分に多田大輔に決められて1−1のタイに。残り時間は12分、同点にしたことでブラックショーツは勢いづいている。今年4月、ブラックショーツより移籍してきた日系ペルー人のストライカーは自問自答する。

「俺は何のためにファイルに来たんだ?勝つためだろう?もしも負けたら……」

 自らの存在意義を証明するために、必要なのはゴールだった。

 先週の試合は渋滞に巻き込まれた影響で集合時間に間に合わず、メンバーから外された稲葉洸太郎が戻ってきたファイルフォックスだが、最前線に森岡を置いて鈴木隆二、小宮山友祐、難波田治で後ろを固める布陣は変わらない。

 それによって、もちろんディフェンスは堅固になるのだが、必然的に攻撃に絡む枚数が足りなくなる。森岡が「ピヴォに預けて『何とかしてくれ』というのだけでは厳しくなる」と嘆くように攻撃面では手詰まり感が感じられた。

 しかも、森岡のマーカーは「あいつのことはだいたいわかるんで」という元チームメートの内山哲夫だった。ピヴォのポジションでキープすれば頑強なフィジカルコンタクトで弾き飛ばす森岡だが、内山にはほぼ完璧に抑え込まれた。体をぶつけるでもなく、ファウル気味でもなく、森岡の足元からボールだけをきれいにかっさらった。これから森岡と対峙する各チームのフィクソは、内山のマーキングを「お手本」にするべきだろう。

 森岡の言葉を借りると「あくまでディフェンスのチーム」のファイルフォックス。「1−0でも、2−1でもとにかく気持ちの入ったプレーをしろと、いつも治君に言われている」という点では、攻撃のバリエーションの少なさに目をつむれば途中までは上々の出来だったに違いない。

 だが、対戦相手は森岡が「もっとレベルの高いチームで力を試したい」という理由で離れた、もっと言うならばファイルフォックスには2−6で、それ以外にもカスカヴェウに0−7、柏フットサルクラブラジョに1−8、府中に1−10と惨敗を繰り返していた昨年のブラックショーツではなかった。彼らは高い個人技を武器に自分たちから仕掛けられる集団に変わっていた。

 後半8分、GKのタイミングを外した多田大輔の技ありのチップシュートでブラックショーツが追いつく。すると、松村栄寿監督はすかさずピッチに森岡を送り込んだ。「点を取って来い」という期待を込めて。

 左コーナー付近でのキックイン、鈴木が後ろの小宮山に戻すと、小宮山は右サイド低めで待っている森岡へとパス。アラの位置に森岡が入った場合のマーク――。内山は「離れた瞬間にやられてしまった」と悔やむ。厄介なマーカーから解き放たれた森岡はストライカーの本能を感じさせる強引なドリブルで敵2人に迫ると、次の瞬間、ボールはゴールネットを揺らしていた。選手、観客の誰もが思わず息を呑んでしまう衝撃的な一撃が炸裂した。

「みんなシーンとなったから、入ってないのかなって思った(笑)」

 試合中、ビザ所得のために一時帰国していた木暮賢一郎は「薫、打て!」と森岡をスタンドから叱咤し続けた。「決勝点は自分で出来たドリブルだから良かった」(森岡)。「ファイルフォックスの象徴」(鈴木)が見守る中で新エースが結果を出した。

 その森岡はゴール後、即座に交代している。ここからはファイルフォックスのディフェンス・タイムだ。一度は追いつかれているだけに、ゲーム内で同じ過ちは犯さない。スタメンの難波田、小宮山、鈴木だけでなく岩田雅人、板谷竹生、北智之のフルラインナップ。ブラックショーツが彼らの牙城を崩すことはできなかった。

 森岡は2−1での勝利を「結果オーライ」と表現する。「とにかく僕らは勝てば良かった」からだ。前期の最終節までの5連戦の初戦は決して満足いくものではなかっただろうが、滑り出しとしては悪くはないだろう。何よりも「ファイルフォックスで結果を出すことしか考えていない」新エースの森岡にとって、古巣から奪った勝利は大きな自信になったはずである。

  森岡薫 (FIRE FOX

 あんまりシュートを打てなかった。だけど勝てたから結果オーライです。同点にされたときは「ここで勝たないと僕はなんでファイルに行ったのか」と思って焦りました。内容的にはそんなに満足していません。決勝点はもらった瞬間にシュートコースは「上しかない」って思いました。みんなが守ってくれたから、入れたかった。

  内山哲夫 (Black Shorts)

 (ゴールを決められた)あの2人は「打ってくるからやらせるな」と話していた。悔しいです。特に薫だけには絶対にやられたくなかった。接戦になっても勝てないのは今年も同じ。ちょっと消極的になってしまった。もう一歩、なんですけども……。これで上に行けなくなっちゃった。強いチームともう一回やりたかったです。



  ■ 第4試合 SHARKS 5−4 MALVA MITO FC

  無心のベビーフェイスの大仕事


 シャークス、マルバともに2回ずつリードを奪った激闘を制したのはシャークスだった。得点経過を羅列するとマルバ、シャークス、シャークス、マルバ、マルバ、シャークス、シャークス、マルバ、シャークスとなる。まるでジェットコースターのように目まぐるしく試合状況は変化した。

 カスカヴェウ戦に引き分け、フトゥーロ戦、府中戦を落として勝ち点10のシャークスは、残り4試合でボーダーラインと予想される勝ち点18を獲得するためには3勝以上が必須条件となる。

 もう一方のマルバは現在2勝5敗と本当に後がない。シャークスに勝って上位リーグ進出の可能性を残さなければせっかく獲得したサンパウロ州選抜のブラジル人選手も意味をなさなくなってしまう。初戦5得点スタートの矢ノ目憲央もここ3試合で2ゴールと勢いを完全に失っている。

 どちらもチーム状態は良くないが浮上のきっかけをつかむためにも落とせない、そんなシチュエーションでキックオフの笛が鳴った。

 マルバは1分、緑川毅輝が伊藤淳のスローイングを頭で合わせて先制する。しかしシャークスは3分、松浦英の左足シュートで同点に追いつき、カウンターから関新が流し込んで逆転に成功する。それでもマルバは13分に八代敏、15分に清水健が泥臭く押し込んで再逆転。シャークスは15分以降、3度も第2PKのチャンスを得るが、キッカーの広瀬孝夫のシュートは伊藤の好守に阻まれて決まったのは3本目のみ。前半終了時点で3−3とどちらに転ぶかわからないシーソーゲームとなった。

 27分、村松淳二の横パスから下山修平の中距離シュートが決まって1点リード。いつものマルバであればここからズルズルと崩れていくのだが、崖っぷちに追い込まれたときのマルバは強かった。34分に清水が一旦はGKに弾かれたシュートを再び押し込んで4−4の同点としたのだ。

 激しく揺れ動いた一戦がクライマックスを迎えたのは残り24秒。歓喜はシャークスに訪れた。この試合でも効きまくっていたバランサー・西野宏太郎がマルバ2人に囲まれながら松浦にスルーパスを通す。

 GKはニアサイドに寄りすぎ、ゴール前の敵が右前方の味方に気を取られてシュートコースが空いていた。当の松浦は「コースは見えなかった。とにかくファーサイドに蹴ろう」と右足で舐めてトゥキックをゴール右隅に力いっぱい打った――。勝ち星を拾ったシャークス・ベンチはまるでコンサート会場の最前列のように狂喜乱舞する。下位リーグが決定的になったマルバ選手の大半はその場に崩れ落ちた。

 石川昌史代表が「あいつは何も考えてないんですよ(笑)」と苦笑する、無心のベビーフェイスが大仕事をやってのけた。今期はなかなかゴールが生まれずに苦しんだ。それでも、第7節・ソラ戦で初ゴールを皮切りに一挙4ゴールの大爆発で「スランプだった」(松浦)時期から抜け出した。前節のフトゥーロ戦は「仕事で行けなかった」(松浦)が、石川代表に「あいつがいれば勝っていた」と悔やませた。

 シャークスは勝ち点を13に伸ばし、上位リーグの安全圏まで近づいた。ここから待ち受けているのはプレデター、ファイルフォックス、ボツワナ。それを考えるとどれだけ価値のある勝ち点3だったか、おわかりいだけるだろう。

 対照的にマルバは2勝6敗で後半戦の舞台は下位リーグに決定した。実に4試合目の1点差ゲームの敗北、どこまでも勝負弱いマルバの体質はブラジル人選手の加入で果たして解消されるのだろうか。

 シャークスは生き残った。マルバは脱落した。2ステージ制の残酷さ、そして面白さが凝縮された濃厚な1試合だった。
 
  松浦 英 (SHARKS)

 (決勝ゴールは)コースは見えなかった。とにかくファーサイドにシュートを打とう。外れても誰かが――このときは関さんがいたんですけど――詰めてくれるだろうから。アクションサッカー(4人制のフットサル)で遊んでいるのがいい練習になっている。そこで足技の練習をしていて、いいイメージがつくようになった。今日で負けたら(上位リーグには)行けないと思っていたから勝つことができて嬉しい。(優勝した)2年前ぐらいのフットサルができるようにしたい。

 

 

第1ステージ 第 9節 第1試合
FUTURO 対 BOTSWANA FC MEGURO

第1試合   FUTURO 対 BOTSWANA FC MEGURO


   前半  残り時間   ビデオ     チーム名        得点選手名
   0−1 16:39            BOTSWANA FC MEGURO  10番 神尾 佳祐
   1−1 14:13            FUTURO              4番 渡辺 英朗
   1−2 09:48            BOTSWANA FC MEGURO   8番 太見 寿人

   後半−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   1−3 02:57            BOTSWANA FC MEGURO 12番 小山 浩史
   2−3 02:05            FUTURO            22番 小竹 洋一

   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   FUTURO  2−3  BOTSWANA FC MEGURO
   
   BOTSWANA FC MEGUROの勝利
 

シュート&ゴール実績 (公式記録より ●:シュート1回、:ゴール1回 ・選手名は公式記録順)

FUTURO  BOTSWANA FC MEGURO
背番号 選手名 前半 後半 後半 前半 背番号 選手名
伊藤 喜彰     ●● 金川 武司
信濃 啓象     木村 幸司
渡辺 英朗 ●●●● ●● ●● 田中 良直
上村 信之介 ●●● ●●●●●●●● 太見 寿人
松田 大次郎    ●● 10 神尾 佳祐
渡辺 淳一     11 関 健太郎
木下 裕司 ●●   12 小山 浩史
11 中野 光彦     ●●● ●● 13 北原 亘
12 大黒 章太郎     ●●   16 早川 裕樹
10 長野 正範       18 横山 拓也
21 吉野 崇史         19 田中 朋紀
22 小竹 洋一   ●●●     20 内山 慶太郎

  関東フットサルリーグ試合速報

第1試合   FUTURO 対 BOTSWANA FC MEGURO
試合速報を掲載した別のWEBページが開きます。

写真速報 第1試合
 前半戦  
FUTURO 対 BOTSWANA FC MEGURO

後半戦 FUTURO 対 BOTSWANA FC MEGURO

選手インタビュー (インタビュー映像は標準ビデオです)


■ 第1試合
 FUTURO 3−2 BOTSWANA FC MEGURO

BOTSWANA FC MEGURO

12番 小山 浩史 選手

フォルサヴェルヂから移籍してきた158cmの小さなテクニシャン。豊富な運動量と基礎技術の高さでつなぎ役として攻守両面で貢献する。決勝点となる3点目でボツワナに勝利を呼び込んだ

300Kbps    600Kbps

1.2Mbps    2Mbps


インタビュアー:北 健一郎
(スポーツライター)

第1ステージ 第 9節 第2試合
GALO☆FC TOKYO 対 SALVATORE SOLA

第2試合   GALO☆FC TOKYO 対 SALVATORE SOLA


   前半  残り時間   ビデオ     チーム名               得点選手名
   1−0 19:47          GALO☆FUTSAL CLUB TOKYO    3番 横江 塁
   2−0 12:36          GALO☆FUTSAL CLUB TOKYO    8番 横田 年雄
   3−0 05:17          GALO☆FUTSAL CLUB TOKYO    6番 武田 潤
   3−1 00:01          SALVATORE SOLA            9番 佐々木 利幸
   後半−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   3−2 13:42          SALVATORE SOLA            9番 佐々木 利幸
   4−2 12:43          GALO☆FUTSAL CLUB TOKYO    14番 滝田 学
   4−3 00:24          SALVATORE SOLA            15番 勝山 貴博
   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    GALO☆FC TOKYO  4−3  SALVATORE SOLA

    GALO☆FC TOKYO の勝利

 

シュート&ゴール実績 (公式記録より ●:シュート1回、:ゴール1回 ・選手名は公式記録順)

GALO☆FC TOKYO SALVATORE SOLA
背番号 選手名 前半 後半 後半 前半 背番号 選手名
落合 弘則         三好 明隆
渡辺 新一     ●● 佐野 史記
横江 塁 ●●● ●●●   長橋 伸浩
吉岡 裕一   ●● ●● 江田 考志
北村 秀晶 ●●● ●●●● ●● 佐々木 利幸
武田 潤 ●●   11 木村 淳一
鳥飼 武志 ●●   12 宮本 晃治
横田 年雄   ●●●●   13 照沼 祐治
10 横江 亮 ●●   15 勝山 貴博
14 滝田 学 ●●●●●● ●●●   16 奥野 端丸
17 平井 聡       ●●●●● 17 石渡 遼
18 飯田 紘孝         20 渡辺 達也

  関東フットサルリーグ試合速報

 第2試合 GALO☆FC TOKYO 対 SALVATORE SOLA
試合速報を掲載した別のWEBページが開きます。

写真速報 第 2試合
 前半戦  
GALO☆FC TOKYO 対 SALVATORE SOLA

後半戦   GALO☆FC TOKYO 対 SALVATORE SOLA

選手インタビュー (インタビュー映像は標準ビデオです)

■ 第2試合
GALO☆FC TOKYO 4−2 SALVATORE SOLA

GALO☆FC TOKYO

14番 滝田 学 選手

横江怜からキャプテンマークを引き継いだ19歳。ガロBから引き上げられた若手の星で、将来のガロを背負って立つ存在だ。ソラに傾きかけた流れを断ち切る4点目は素晴らしいミドルシュート。

300Kbps    600Kbps

1.2Mbps    2Mbps


インタビュアー:北 健一郎
(スポーツライター)

第1ステージ 第 9節 第3試合
FIRE FOX  対 Black Shorts

第3試合   FIRE FOX  対 Black Shorts


   前半  残り時間   ビデオ     チーム名         得点選手名
   1−0 05:06             FIRE FOX        6番 難波田 治
   後半−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   1−1 11:33             Black Shorts      5番 多田 大輔
   2−1 09:22             FIRE FOX        9番 森岡 薫
   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    FIRE FOX  2−1  Black Shorts
   
    FIRE FOXの勝利
 

シュート&ゴール実績 (公式記録より ●:シュート1回、:ゴール1回 ・選手名は公式記録順)

FIRE FOX Black Shorts
背番号 選手名 前半 後半 後半 前半 背番号 選手名
小宮山 友祐 ●●●●     藤原 正和
吉成 圭   内山 哲夫
岩田 雅人         小池 基文
北 智之     多田 大輔
難波田 治 ●●   一木 秀之
稲葉 洸太郎 ●●● ●● 吉田 覚悟
森岡 薫 ●●● ●●●   鹿島 康裕
10 板谷 竹生 ●● ●● ●● 10 内田 淳二
12 遠藤 晃夫         11 新海 和也
13 井口 和雅       18 石黒 裕二
14 鈴木 隆二 ●● ●●●● 22 山田 将貴
20 橋口 誠       23 中村 健太

  関東フットサルリーグ試合速報

第3試合   FIRE FOX  対 Black Shorts
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写真速報 第3試合
 前半戦   
FIRE FOX  対 Black Shorts

後半戦   FIRE FOX  対 Black Shorts

選手インタビュー (インタビュー映像は標準ビデオです)

■ 第3試合
FIRE FOX 2−1 Black Shorts

FIRE FOX

6番 難波田 治 選手

勝負事に対して決して妥協しないメンタリティはファイルフォックスそのもの。基本的には守りの選手だが、機を見てのシュートは重要な得点源でもある。この試合でも左足から先制点を叩き出した

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インタビュアー:北 健一郎
(スポーツライター)

 第1ステージ 第 9節 第4試合
SHARKS  対 MALVA MITO FC

第4試合  SHARKS  対 MALVA MITO FC


   前半  残り時間   ビデオ     チーム名         得点選手名
   0−1 19:35            MALVA MITO FC     6番 緑川 毅輝
   1−1 17:05            SHARKS          5番 松浦 英
   2−1 15:45            SHARKS         15番 関 新
   2−2 07:10            MALVA MITO FC     7番 八代 敏
   2−3 05:55            MALVA MITO FC     8番 清水 健
   3−3 01:39            SHARKS          3番 広瀬 孝夫

   後半−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   4−3 13:25            SHARKS          6番 下山 修平
   4−4 06:27            MALVA MITO FC     8番 清水 健
   5−4 00:27            SHARKS          5番 松浦 英
   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   SHARKS  5−4  MALVA MITO FC
    
    SHARKSの勝利
 

シュート&ゴール実績 (公式記録より ●:シュート1回、:ゴール1回 ・選手名は公式記録順)

SHARKS MALVA MITO FC
背番号 選手名 前半 後半 後半 前半 背番号 選手名
角田 麻人     ●●● 12 伊藤 淳
広瀬 孝夫 ●●     谷口 謙二
松浦 英 ●●     熊谷 和夫
下山 修平 ●● 根本 久敬
大田 健太郎 ●● ●● 緑川 毅輝
21 笹野 哲郎     八代 敏
11 村松 淳二 ●●● ●●● 清水 健
12 鵜飼 孝 ●● ●●● 矢ノ目 憲央
15 関 新 ●● ●●●● ●● 13 斉藤 俊彦
16 西野 宏太郎 ●● 14 小沼 宏大
18 大柴 和正         18 桜場 美明
20 藤野 智行         21 服部 幸二

  関東フットサルリーグ試合速報

第 4試合  SHARKS  対 MALVA MITO FC
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写真速報 第 4試合
 前半戦  
SHARKS  対 MALVA MITO FC

後半戦  SHARKS 対 MALVA MITO FC

     
     

選手インタビュー (インタビュー映像は標準ビデオです)

■ 第4試合 SHARKS 5−4 MALVA MITO FC

SHARKS

15番 関 新 選手

一瞬でトップスピードへと移行するドリブルは、堅実なタイプが大方のシャークスではアクセントとして欠かせない。ピヴォに当ててから走り込んで落としをもらって打つのはお決まりの得点パターン。


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インタビュアー:北 健一郎
(スポーツライター)

スペシャル レポート
 

第9節の戦い・・・スペシャルレポート ( レポート映像は標準ビデオです)

感動と熱気が残る 寒川総合体育館アリーナから
スポーツライター 北 健一郎がお送りする
第9節の戦い・・・スペシャルレポート


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レポーター:北 健一郎
(スポーツライター)

見所情報

第9 関東フットサルリーグ見所情報 (試合開催前記事)
文:北 健一郎 (スポーツライター)


  ■ 第1試合 FUTURO 対 BOTSWANA FC MEGURO

  自分たちのやり方は変わらない


 どうやら、あのボツワナの勢いにも陰りが見えてきているようだ。開幕戦で王者・ファイルフォックスに6−2で勝利した鮮烈な関東デビューから6試合が経過した。4勝2敗の5位は昇格組としては立派ではあるものの、4勝の内訳はファイルフォックス戦を除けばガロ、ブラックショーツ、ソラと下位に沈んでいるチーム。強豪のカスカヴェウ、府中に相次いで逆転負けを喫するなど失速し始めているのは明らか。

 開幕前にボツワナの関健太朗が話していたことを思い出す。「僕らの持ち味は前プレ(ス)。今までも勝ってきたんだから関東リーグでも続けますよ。どこかのチームに叩きのめされたら考えますけど」。カスカヴェウ戦も、府中戦も負けはしたが決して「叩きのめされた」わけではない。ボツワナのペースの時間帯が大半だったし、逆転されたあとのモチベーションの急降下も大きな敗因である。

 カウンターだけでも、1対1だけでも、前プレスだけでも勝てないのが関東リーグのレベル。彼らが壁にぶち当たっている今、どのような回答を見せてくれるのか楽しみだった。だが、関は自信満々に言い放つのだ。「変えることは考えてないです。マンツーマンも、前プレスも今まで以上にしていく」と。

 頑なに自分たちのスタイルを曲げようとしないボツワナの相手は、これまた自己流を貫き続けるフトゥーロ。小野大輔のイタリア移籍で上村信之介、渡辺英朗との魅惑のトライアングルは残念ながら消滅したが、こちらもやることは基本的に「ピヴォ当て」で変わらない。

 真っ向からお互いの「個性」をぶつけ合う一戦は、極上のエンターテイメントになりそうだ。


  ■ 第2試合 GALO☆FC TOKYO 対 SALVATORE SOLA

  未勝利対決、負けるのは許されない


 ガロ、0勝6敗。ソラ0勝7敗。

 ロンドリーナからの不戦勝を除けば1つの勝ち点すら挙げられないまま中盤戦を迎えている両チーム。どちらも目を覆いたくなるようなゲーム内容が続いており、今のところ勝てる可能性があるのは今回の対戦相手ぐらいだろう。

 ガロの北村秀晶は「サインプレーが決まらなかったときに次の攻め手がない」と6試合で6ゴールと深刻な得点力不足の原因を分析する。ガロの攻撃から「もどかしさ」を感じるのはそういう理由だ。

 マイボールになるとサインプレーを発動して動き出すのだが、パスがずれたり、敵に寄せられるとそこで終わってしまう。

「サインプレーができなかったら、何をすればいいんだろう?」という感じでチーム全体が迷ってしまうのである。サインプレーがゴールにまで結びつくのは確率的には決して高くない。ダメだったときにどうするのか、各自が次の一手を用意することが求められる。

 ソラはというと7試合で12ゴールを決めているが、それも畑木秀行ら後方からの「蹴っとけ」的なロングボールに合わせるという偶発的な要素が高いのがほとんどだ。

 週2回の練習にも関わらず人が集まらないため、「チーム全体でやることが浸透できていない」(畑木秀行)状態であるのは否めない。だが、前節のボツワナ戦は7戦目にして1点差ゲーム。これまで何度も大量失点を食らってきた選手たちには自信になっているだろう。

 何はともあれどちらとも1勝するのが先決。下位リーグでの再戦を睨んで、最初に勝つことで勝ち点のみならず精神的アドバンテージを獲得したい。

  ■ 第3試合 FIRE FOX 対 Black Shorts

  新エース・森岡を孤立させるな


 第7節のマルバ戦を2−1で辛くもモノにしたファイルフォックスには、木暮賢一郎のスペイン移籍がいきなり結果に現れた格好となった。その2ゴールも難波田治、小宮山友祐が決めたもの。期待された新エースの森岡薫、若手の吉成圭らが思ったような活躍を見せられていないのも悩みどころである。

 松村栄寿監督は前節ではディフェンス面の強化を図るために前線の森岡の後ろに、鈴木隆二、難波田、小宮山と守備的な選手を3枚も並べた。絶対的なエースの穴埋めをするよりも、守備力を強めることをセレクトしたのは現実的な判断だろう。

 それだけにファイルフォックスは森岡を孤立させてはならない。森岡は図抜けた身体能力とボールキープ力の持ち主だが、これまでは球離れの悪さから前線に蓋をしてしまうことも少なくなかった。大事なのは森岡にボールが入ったときにいかに素早くサポートにつけるか。森岡が前線で孤軍奮闘してサポートが遅いから強引に振り向いて……となると敵が的を絞りやすくなり、ボツワナに負けたときのような悪循環に陥る可能性もある。

 ブラックショーツは第7節、第8節とお休みで3週間ぶりのゲームとなる。すでに4敗と後はないが、上位6チームへの望みは首の皮一枚つながっている。初勝利したガロ戦は6−1と大勝するなど、山田将貴を筆頭にニューフェイスがポテンシャルを発揮し始めてきた。ファイルフォックスの森岡は昨年までのブラックショーツに在籍していたので、マーカーとなる守備の要・内山哲夫はプレーの癖を熟知しているはず。

 ここまでの消化ゲーム数が両チームとも5と少ないため、前期の最終節までは休みなしの5連戦に突入する。ファイルフォックスがカスカヴェウ、府中らライバルに追いつくのか、ブラックショーツが後半戦から怒涛のように勝ち星を積み上げた昨年のいわゆる“ミラクル”ショーツ状態になれるのか。どちらにとっても分岐点になりそうだ。


  ■ 第4試合 SHARKS 対 MALVA MITO FC

  慌しくなってきた星勘定


 序盤戦は仕上がりの良さを披露したシャークスだが、第6節の府中、ソラ戦の勝利を挟んで、第8節のフトゥーロと2つも星を落としてしまった。ケチがつき始めたのは第5節・カスカヴェウ戦の引き分けからである。後半は2度もリードを奪いながら、その度に追いつかれた。残り2分41秒で獲得した広瀬孝夫の第2PKも決まらず5−5のドローに持ち込まれた。

 府中戦では一瞬の隙から連続失点、フトゥーロ戦でも渡辺英朗を自由にさせるなど、気持ちを前面に出すはずのシャークスにしては、“らしくない”ゲームが続いている。それだけに、村松淳二、下山修平を中心とした守備ブロックが気を引き締めなおして、マルバの矢ノ目憲央、鈴木洋一らアタッカーを封じ込むのは勝利の必須条件だ。

 対するマルバは2勝5敗と負けが大きく先行しているが、5敗のうち1点差が3試合、2点差が2試合と何度も惜しい試合を演じながら競り負けている。勝てそうで勝てないのが他チームとマルバの地力の差なのだろう。

 前半まではがっぷり四つで組めるのだが、選手層の薄さから主力選手の出場時間が長くなり後半まで持ちこたえられない。マルバの伝家の宝刀・カウンターアタックも矢ノ目、鈴木の個人スキルに委ねられる部分が大きく決定率が下がってきた。

 どちらも現在のチーム状態は「底」にあるのかもしれない。だからこそ、勝って浮上のきっかけをつかみたいはずだ。上位リーグに向けてマルバは残された3試合で2勝以上が絶対条件、シャークスは進出を確実にするには残り4試合で3勝が欲しいところ。中盤戦ならではのシチュエーションが絡んだ一戦は見ごたえたっぷりだ。

 

 

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最終更新日:2009年07月25日 03:12:11
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